
農村や漁村で起業した地域の方々が、
その土地の農産物などを加工して様々な商品を開発しています。
漬物や、ジャムや、ドレッシングや、ソース、焼き菓子などが多いです。
道の駅や農産物販売所などで売られ、結構人気があります。
そういう商品がときどき腐敗事故を起こすことがあります。
売られている時に中身が発酵してしまうのです。
売られている時に中身が発酵してしまうのです。
その時よく聞くのが
「今までこんなこと起きなかった。いつもどおりに作っているのにどうしてだろう?」
大方の原因は、殺菌不良か製造工程の衛生レベルの低下。
製造を繰り返しているうちに、慣れてきてしまったり
商品が意外とよく売れて忙しくなったり
そういうことで、作業がいつの間にか雑になったり、製造現場の清潔度が落ちてきたり
ということが原因であることが多いです。
せっかくバイヤーの目に留まって、百貨店に取り扱ってもらえそうだったのが、
菌検査の結果が良くなくて、商談が危うくなるということもあります。
菌検査の結果が良くなくて、商談が危うくなるということもあります。
そういうときは、現場を見せてもらって、
直接改善指導をすると状況が良くなります。
直接改善指導をすると状況が良くなります。
しかし、単に作業の改善をするだけでは根本的な解決になりません。
作業の改善と同時に、こういうアドバイスをしています。
- 初心に帰って、決められたレシピ通りに作ること。
- 予想外に忙しくなったのなら、仕事のサイクルを見直して落ち着いて製造できる状況を作ること。
- 売れるからと言って、無理な注文に応じたりしないで、計画性を意識すること。
さて、HACCPの制度化が近づいています。
全食品事業者がHACCPを導入しなければなりませんが、
小規模事業者でも少し頑張れば導入できるHACCPの基準が決められていますので、
その準備を始めましょう。
支援事例
小規模事業者でも少し頑張れば導入できるHACCPの基準が決められていますので、
その準備を始めましょう。
支援事例