商品価値が販路で決まる、ということもあります。
先日、島の人から聞いた話です。
先日、島の人から聞いた話です。
うるま市の津堅島は良いにんじんを生産する島として知られていますが
沖縄本島の農産物直売所の“うるマルシェ”に出荷するようになってから、
にんじんの手取り単価がかなりあがったそうです。(金額は言えませんが)
この上がり方が、生産者と直売所の間に中間業者を介さないことや、
今期生産量が減ってしまったことの影響を超えるような上がり方です。
とても興味深い現象です。
新しい売り場が、結果的に商品価値を高めたのではないでしょうか。
新しい売り場が、結果的に商品価値を高めたのではないでしょうか。
売り場(お店)には「ストアコンセプト」というものがあります。
どういう客層をターゲットにして、どういう価値感で集客するか、という。
当然、その店に集まるお客様も、そのストアコンセプトに価値を感じる人たちです。
当然、その店に集まるお客様も、そのストアコンセプトに価値を感じる人たちです。
反対に、こういうケースもありました。
とても土づくりや環境調和にこだわって作られる農産物が
人がたくさん集まることで知られる販売所に出荷されたのですが、
他の商品と同じように陳列されて、生産プロセスのこだわりを伝えることができず、
価格競争に負けていつも売れ残ってしまっていたと。
その店のストアコンセプトと、その農家のコンセプトが、ミスマッチだったのです。
支援事例
その店のストアコンセプトと、その農家のコンセプトが、ミスマッチだったのです。
支援事例
